第11章 好きな人
「いいよ応援しなくて‥」
「なんで?」
「には好きな人がいるから‥俺の恋は叶わないから‥応援はするな!基子!」
「誰が好きなの?」
「石川‥」
「あ‥朝いつも一緒に行ってるあの背高い人?」
秀は頷いた
「それにあいつは安田っていう教師と仲いいし‥」
「お兄ちゃん嫉妬?告白はしないの?」
「と‥とりあえず応援はするな!どうせ叶わないから応援するだけ無駄だから!告白はするかしないかは決めてない‥」
秀はそういうと自分の部屋に向かった
「お兄ちゃん‥‥」
基子は宿題を再開した
(お兄ちゃんの恋‥叶うといいな‥私もお兄ちゃんの彼女さんがいい‥お兄ちゃんの恋が叶いますように)