第10章 彼女
「‥‥?」
井浦が顔を上げるとは泣いていた
「え!?ごめん!!嫌だった!?」
は涙を拭った
「‥いいよ井浦くん」
「ほんと!?ありがとう!!」
井浦は笑顔でそう言った
(だめだ‥私‥秀の事嫌いになんてなれない‥秀の笑顔が好き‥‥)
「なんか適当に合わせてくれたらいいから!あとは俺に任せて!!」
「うん‥わかった‥私も久しぶりに基子ちゃんに会いたいし」
すると安田がやってきた
「どしたん?安田」
「いや‥ただなんとなく屋上来た」
安田はの目が赤くなっている事に気づいた
「どうした?」
「なんでもないよ!安田先生」
(ほんとか‥?)