第10章 彼女
は安田と待ち合わせ場所に向かった
「井浦ー石川くんおはよー!」
「おはよー!」
「安田もおはよう」
「おうおはよう」
「ねぇ井浦」
「ん?」
はさっきのメールのことについて聞いてみた
「メールのことなんだけど」
「あ‥えっと実は基子が‥久しぶりにお前に会いたいって‥あははは」
井浦は目をそらしそう言った
(後で‥後で‥ちゃんと言おう)
「石川くん安田先生寝癖あったんだよ?」
「安田寝癖とか気にしなさそうだけどな」
石川はそう言って笑った
「あのなー俺だって男だぞ?これから女子高生に会うってのに寝癖ついたまま学校いけるかよ!」
「ほんとそういうとこだぞ安田」