第34章 抱かせろ
「着いたぞ」
安田の家に到着した
「少し上がってく?二人とも」
石川はチラッと安田を見た
「いや‥いいよ!あっでも秀の消毒だけでもしてあげて?」
「そうだった!消毒消毒!秀!玄関で待ってて」
は救急箱を持ってきた
「痛い?平気?」
「うん」
「もうすぐ卒業式なのに‥」
「平気だって!かすり傷だから!」
「はい!消毒終わり!」
「ありがとう!」
井浦は笑顔でそう言った
「じゃあまた学校で!」
「うん!今日は楽しかった!ありがとう!」
は手を振った
「安田先生どうしたの?」
「‥お前が卒業して‥色々落ち着いたら結婚したいんだが‥いいか?」
「うんいいよ」