第33章 遊園地
「来るぞ来るぞ!」
ジェットコースターは一気に下へ落ちた
「ひゃあああ!!」
「ふぅぅぅ!!」
と井浦は顔を見合わせ微笑んだ
は安田の方をふとみた
「先生大丈夫?もうあとは戻るだけだけど‥」
「あ‥あぁ」
「先生魂抜けた?」
「安田もしかしてジェットコースター苦手?」
井浦は嬉しそうにそう言った
「こら!秀!」
ジェットコースターを降りてベンチに座った
「安田先生大丈夫?はい!これ水」
「おう‥ありがとう‥」
安田は水を飲んだ
「ジェットコースター苦手だった?ごめんね?」
「いや‥いいんだ‥気にすんな‥」
安田は空を見上げた
(卒業したら俺の事先生呼びじゃなくなるのか‥?)