第30章 喧嘩はさせない
「えっと‥安田!とりあえず保健室行くか?手当てするか?それとも帰るか?」
「‥帰る‥学校戻るのめんどいし‥帰ったらに手当てしてもらう」
安田は立ち上がった
「先生このこと報告するの?」
「いや‥しない‥」
「しないの?」
「なんか‥めんどくさいことになりそうな気がするから‥いい‥」
は不安な顔をした
「どうした?」
「怪我痛い?」
「平気だから心配すんな」
「てか安田!その怪我のことどう説明すんだ?」
「んーちょっとチンピラに絡まれたってことにでもする」
は歩くたび足に痛みが走った
(足‥なんかいたい‥怪我したのかな‥歩くたび痛い‥)