第30章 喧嘩はさせない
「いい加減にしろ‥お前ら‥もう十分だろ?」
「あ?んだと?」
「今すぐ‥立ち去れ‥」
「あ?」
「立ち去れ!!」
安田がそういうと宮島の生徒達はその場から去っていた
安田はの頬に触れた
「お前‥怪我‥」
「かすり傷だよ‥私より先生の方が怪我ひどいよ‥」
安田は力が抜けその場に座り込んだ
は安田を抱きしめた
「先生‥」
の目からは涙が
「なぁ‥‥俺は決めたことがある」
「何?」
「もうお前に喧嘩はさせない‥」
「先生!必要なときは喧嘩を‥」
安田は首を振った
「それじゃ‥駄目だ‥もう喧嘩はさせない」
「先生‥」