第26章 12月
は手のひらに雪を乗せた
「先生は子供の頃雪合戦とかしたの?」
「まぁ‥昔はな‥‥?」
「ねぇ!先生!学生時代の写真とかないの?」
「はぁ?」
「見たい!見せて!見せて!」
「見ても面白いもんじゃねぇぞ?」
はふふっと笑った
「いいから!いいから!」
すると安田の頭に何かが当たった
「ん?」
「安田ー!!」
振り向くと井浦と石川が立っていた
「秀!石川くん!」
「よ!!」
「さんは帰り?」
「うん!クリスマスプレゼント買って宮村くんのケーキ屋さんによって来た所!」
「安田のそれ何」
石川は指を指しそう言った
「クリスマスプレゼントだ」