第26章 12月
「あ‥」
がふと空を見ると雪が降っていた
「先生!雪だよ!積もるかな」
「積もったらめんどいだろ‥ただでさえ寒いのに‥」
安田はの手を握った
「お前の手冷たいな」
「先生もね」
は安田の手を握り返した
「もし積もったら雪合戦しない?秀と石川くん呼んでさ!」
「てっきり雪だるま作ろうって言うのかと思ったのに‥まさかの雪合戦‥俺はパス‥寒い日はこたつに入ってみかん食う‥それで十分なんだよ」
「安田先生らしいね!ねぇ‥先生」
「ん?」
「秀ね昔から雪降ると大はしゃぎするんだよ?雪だーって人一倍喜ぶの!そしていっつも私に雪投げてきて雪合戦やろ!っていうの」