第24章 もう遅い
井浦はに話しかけた
「何?井浦くん」
「って‥俺のこと嫌いになったりした‥?」
「嫌いにはなってないよ‥でもごめん‥仲直りするのはいいよ?私も仲直りはしたい‥」
「仲直りって喧嘩したわけじゃないだろ?」
「やり直すのはごめん‥無理かな‥私‥安田先生と付き合ってるの」
井浦は持っていたシャーペンを落としてしまった
はシャーペンを拾い井浦に渡した
「落としたよ‥はい!」
「あ‥あぁ‥ありがと‥」
井浦は今にも泣きそうだった
(安田と付き合ってるって‥もう遅いってことか‥俺があの時ちゃんと話を聞いていれば‥今も俺の彼女だったのかな‥泣くな俺‥これから授業なんだ‥泣いたらやばい‥)