第24章 もう遅い
お昼休み
「あれ‥秀こねぇな‥」
「そうね‥いつもすぐ来るのに」
「俺ちょっと見てくる」
石川は井浦のクラスに向かった
「秀!あれ‥いない」
「石川くん井浦くんならさっき屋上に行くのを見たぞ?」
「仙石ありがとう!」
石川は走って屋上へ向かった
「秀!!」
石川が屋上に向かうと秀はうずくまって泣いていた
秀の前にはが立っていた
「井浦くん‥泣かないで‥」
「なんで安田なんだよ‥あいつと結婚すんのか?」
「井浦くん‥」
「俺‥俺とはもうやり直せないのか?もう遅いのか?」
は膝をつき井浦を抱きしめた
「私だって‥井浦くんから別れようって‥言われたときやり直せないかなって思ったよ‥?」