第21章 強がらなくていい
「‥今度文化祭の練習しような?」
「うん!わかった!」
「衣装もなんか着るか?」
「制服でいいよ私‥先生もいつもの格好でいいんじゃない?」
「タキシード俺持ってない‥」
はふと安田のタキシード姿を想像した
「先生はそのままでいいよ!タキシードは着ちゃだめ!まだだめ!」
「なんでだ?」
「なんか‥皆に先生のタキシード姿見られるの嫌だなって思って」
「!?」
「安田先生のタキシード姿想像したらなんかかっこいいなって思って‥だから!だめ!」
安田は顔を赤らめた
(俺‥期待していいのか?これ‥期待しちゃうぞ?マジで‥‥)
「先生!そろそろ!戻ろ!」
「そうだな!」