第20章 初めて
「喧嘩強いとか関係ないだろ‥俺はお前がどんなに喧嘩強くても構わない‥なぁ‥‥井浦じゃなくて‥俺にしないか?」
「‥‥先生その返事ちょっと待ってほしい‥しゅ‥‥井浦から‥別れようってきて‥なんでこんなに涙が出るんだろう‥」
「それはお前が井浦の事が好きだからだ‥」
安田はため息をついた
(何やってんだ‥俺‥の事奪うなら今がチャンスなのに‥)
「明日‥ちょっと井浦と話してみる‥それでもし‥本当に井浦が別れたいんだったらちゃんと別れる‥」
「あぁ‥わかった‥‥明日も学校‥だろ?もう寝ないと起きれなくなるぞ?お前が先に起きてくれねぇと俺が起きれない」
「もうこのまま一緒に寝よ!先生!もう部屋いくのめんどいし」
「おう」