第19章 決まり
はリビングで安田の帰りを待っていた
(秀から‥別れようってLINE来たら‥どうしよう‥)
すると玄関が開く音がした
「!!」
安田は電気がついているリビングに向かった
リビングに入ると机には夕飯が並べられていた
制服姿のが隅っこでうずくまっていた
(‥風呂も飯もまだなんだな)
安田はの頭に手をおいた
「先生‥‥」
の目から涙が
(井浦‥よくも泣かせたな‥‥)
安田はを優しく抱きしめた
「ごめんね‥先生‥仕事まだあったよね‥」
「いや‥いいんだ‥仕事なんて‥ほっとけば‥帰ってきてからずっと泣いてたのか?」