第19章 決まり
安田が学校で仕事をしているとから電話が掛かってきた
「珍しいな‥電話掛けてくるなんて」
安田は電話に出た
「どうした?」
『‥せ‥んせい‥‥』
電話の向こうからすすり泣く声がした
「‥何があった?」
『先生‥私‥秀に嫌われたかも‥しれない‥‥う‥うぅ‥』
安田は時計を見た
「!!今帰るからちょっと待ってろ!!俺が帰って来るまで待てるか?」
『うん‥先生‥電話繋いだままでも‥いい?』
「あぁ!じゃあ電話はこのままな!」
安田は急いで片付けをした
「安田先生帰るんですか?」
「はいっ‥!一大事なので!失礼します!」
安田は走って学校を出た
(待ってろ‥!!)