第18章 やっぱり
縁日の内容は井浦の案で全て決まった
その日の放課後
職員室の前を通ると安田に話しかけられた
「今帰りか?」
「うん」
「俺‥今日遅くなるかもしれない‥だから夕飯先食べててくれ」
「わかった!先生!先に帰るね!」
は安田に手を振り昇降口に向かった
「さん!」
「堀さん!宮村くん!今帰り?」
「そうよ!井浦は?」
「先帰っててって言われた」
「ねぇ!さんのクラス文化祭の出し物決まった?」
「縁日になったよ!堀さんのクラスは?」
「喫茶店よ!ね?宮村」
宮村は頷いた
「私のクラス全部秀の意見!誰も手挙げなくて秀しか挙げなかったの」
はそう言って笑った