第18章 やっぱり
今日は文化祭の出し物を決める
「何か案ある奴いるか?」
だが誰も手を挙げない
大澤はため息をついた
「おい!誰が手を挙げろ!じゃないと俺が勝手に決めるぞ」
すると井浦が手を挙げた
「縁日やりたい!!」
(やっぱり秀が手挙げた)
井浦以外に手を挙げる人はいない
「じゃあ縁日に決まりな!ほかに案出なさそうだし」
縁日に決まった
「じゃああと内容だな」
「!何か案ない?」
「秀縁日の内容考えないで手挙げたの?」
井浦は頷いた
(秀らしいな‥ほんと‥)
「簡単なゲームやりたいな‥‥は?」
「なんでもいいかな‥」
「じゃあ俺案出してもいいかな?」
井浦はキラキラした目でそう言った
「どうぞ」