第5章 ※覚醒状態が近付いている証拠※
どの道、吸血しない限り
衝動はおさえきれない
「分かった。本気で平等で吸血するよ」
「もしかして、全員の血を飲むつもりか?」
「うん。そのつもり、だけど。何か?」
「あんた。吸血するのは初めてだろ?リスクが高過ぎる。なれさせるには、2人までが限界だろうな。ここにいる俺とスバルの血を思い切り強く啜り。出来る範囲で満足するまで存分に味わって飲めば良いさ。さぁ。その牙で、俺の胸に刺せ。俺の血を啜れえなこ」
両手を広げて、私が自ら吸血してくるまで待機するシュウ
その横で、待ち構えてるスバルの姿
覚醒は、もうすぐそこだ
我慢出来ない••••••••ッン!!
「ぅっ!!良いぞ•••••••••そぅだ•••••••••ぁ••••••••上手•••••••••もっと。強く••••••••」
「•••••••••!っは!ハァ•••••••••鉄の味だ•••••••••スバルもこっちに来て•••••••••」