第1章 出会い
私は目が覚めた。
疲れていたのか…寝てから5時間ぐらい経っている…
「…11時…」
外はもう暗い。
それにしても…お腹が空いた…連れ去られから何も食べていない…
「お腹すいた…」
そう思っていたらガチャっとドアが開いた。
私はすぐにドアの方に視線を向けた。
?「そんなにビビるか…?」
さっきの人と違う…
右目に傷がある人だ……その人の手元には食事があった。
?「お前…連れてこられてから何も食ってないだろ…食えよ…」
そう言って私の目の前の机に置いた。
何が入ってるかわからいので私は正座をしたまま動かなかった。
?「そんなに嫌か…?なら…」
男の人が箸を持って食器乗っていたエビフライを一口食べた。
?「これで何も入ってないってことがわかっただろ…。そもそもマイキー作ってねぇから…俺作ってるから安心してくれ…」
「はい…」
?「やっと口を開いたな…俺の名前は鶴蝶。よろしくな。」
「はい…」
私ははいしか言えなかった。
鶴蝶「食べ終わったらドアの前に食器置いといてくれ。また回収しに来る。」
そう言って鶴蝶さんは出て行った。
優しい人だなって思った。
私は箸を持って食べ物を口に運んだ。味は普通に美味しい。私は食べながら周りを見渡した。
天井のの隅っこに監視カメラがある…この様子も見られてる感じかな…
私はそう思いながら監視カメラを見つめ、食べ続けた。
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マイキーsaid
監視室
花が監視カメラに気づいたのか、こっちを見つめる。
マイキー「…(こっちに気づいたか…)」
?「ボス〜ただいま帰りました〜」
?「兄ちゃん足早すぎ」
そう言って入ってきたのは灰谷兄弟。
マイキー「…潰してきたか…?」
?「もちろん♡ユダはスクラップっしょ♡」
マイキー「…ならいい」
?「え〜この子がボスが言ってた子ですか?」
モニターを覗いてくる。
マイキー「あぁ…落ち着いたら挨拶しにいけよ」
?「はぁ〜い♡」
そう言ったら監視室を後にして行った。