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ただただ溺愛されてしまう「梵天」

第1章 出会い


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「ごめんマイキー…」

マイキー「いいよ。花」

「ありがとう……」

マイキー「お母さんとお父さんがお前のことを心配してんだな」

「?そうだよ?」

マイキー「わかった……」

「?」
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(この特攻服…もう着ないんだなぁ…)

私は特攻服とみんなの寄せ書きが入った紙袋を持って家に帰った。

家に着くと、鍵がかかっていなかった。いつもかかってるのに…

私は不思議がってドアを開けた。

「ただいまー…」

返事がない…

靴を脱ごうとしたら目線に見たことある靴があった。

(マイキーの靴…?)

マイキーって…用事があるからって…先に帰って行った…

私の家に用事でもあったのかな…?

私はリビングに繋がっているドアを開けた。


え……


そこには顔が歪な顔になった母と、馬乗り乗られて殴られているお父さんがいた

「ぇ…」

この声に反応したのか…殴っていた人がこっちを向いた…

マイキー「あれ…花帰ってくるの早かったね…」

は……?

「何してんの…」

私は震えた声で質問した。

マイキー「え?だってお前こいつらがお前のこと心配してるから俺から離れるんだろ?」

ぇ……

マイキー「だからこいつら消せば…花俺から離れなくていいだろ…?」

吐きそうになった。

私は何も考えずに足が動いていた。

マイキー「ま…待って…!」

私は全力で走った…

ヒナちゃんに連絡……!

助けを求めようとした。だけど、マイキー以外の連絡先がなかった。

まさか……

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(あれ…私のスマホがない…)
マイキー(花〜!スマホこんなところにあったぞー!)
(…!ありがとう!よかった〜、無くしたかと思った……)
~~~~~~~~~~~~
私はその場でスマホを投げ捨てた。

みんなの家なんて行ったことないし……

行き場所どうしよう…

私のおばあちゃんはマンションの管理者で、空いている部屋を使わせてもらうと言うことで貸してもらった。

私はここからずっとマイキーから身を隠してきた…

なのに……

~~~~~~~~~~~~~~~~~



(…またこの夢…)

私は目を覚ました…

見慣れない天井…

夢じゃ…ないんだね…

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