第1章 出会い
春千夜said
花を鶴蝶が看病してるらしい……
俺にはどうでもいいこと…
マイキーは睡眠薬で眠らせてまだ起きてない。
手汗とかかいてて、苦しい顔をしていた。
見るだけでも苦しかった。
「マイキー……」
俺は自室に帰ろうとした時廊下で誰かが座り込んでいた。
「お前…何してんだ…」
そう言ったら振り向いたのは花だった。
顔が赤い。熱がまだあるのだろうか。俺は背中を摩ってやった。
何やってんだ俺……
そう思っていると俺の服を掴んで
花「おな……か…」
お腹?痛いのか?いや……そんな辛そうな顔はしてねぇし…
腹空いたのか…?じゃなきゃ出てこねぇし…
「あ“ー、しゃーねぇなぁ!」
俺はこいつを担いでリビングに行った。
リビングに着くと灰谷兄弟がいた。
「こいつ腹減ってるらしいからなんか作れ!」
蘭「俺無理〜♡」
竜胆「おかゆなら…」
竜胆が”おかゆ“って言った瞬間花の体が俺の腕の中で動いた
「ん…?」
花「おかゆ食べたい…」
そう言って俺の目を見つめてきた。
赤面で…
うるうるした目で…
ッツ……
可愛い…
蘭「ヤク中照れてやんの〜♡」
「照れてねぇ////!」
調子狂う…
俺はソファーに花を寝かした。
「おい竜胆まだかよ!!」
竜胆「うっせぇなぁ…もうできたっつーの」
蘭「え♡もしかしてヤク中花ちゃんに食べさせてあげるの♡?」
「今回だけだ…!」
花「はるち…よ…さん…」
「んだよ。おかゆ作ってきてくれたぞ。」
花「1人で…食べれます……」
「その状態でよくいうぜ…起きれるか?」
俺は花の体をゆっくり起こした。
「ほら。口開けろ。」
そういうと花は素直に口を開いた。
「ん。」
俺は花の口におかゆを運んだ。
「熱いから気をつけろよ。」
花「ん…おいひい……ニコ」
ッツ…
んだよそれ…
「よかった…////な…////」
蘭「えー♡蘭ちゃんもしたーい♡」
「てめぇにはやらせねぇよ!」
花「いいよぉ〜ニコ」
蘭「うっわ♡可愛い♡」
「ッチ…」
竜胆「あれれ?嫉妬?」
「ちげーわ!」