第1章 出会い
「ん…」
目を覚ますと白い天井。
あれ…私確か……マイキーに……
「ぁ…う……」
胸が痛い…なんでマイキーがあんなこと…
私は頭をかかえた
「……。あれ…」
ベッドの横に椅子に座って寝ている鶴蝶さんがいた。
ずっと看病してくれていたのか…横には包帯、氷などが置いていた
私は首元を触った。包帯が巻かれている…
「かく…ちょうさん……」
そう呟いたら鶴蝶さんはすぐに起きた
鶴蝶「…!起きたのか…!お前…半日寝てたんだぞ…」
「そうなんですか…ありがとうございます…」
鶴蝶さんは心配している目で私を見つめた。
「あの…マイキーは……」
鶴蝶さんは驚いた目で
鶴蝶「マイキーのこと心配のか…?」
「はい…」
鶴蝶「今は眠ってる…大丈夫だ…。それと…もう自分で部屋で入りできるようになったからな…」
「……?なんでですか…?」
鶴蝶「ココがもういいんじゃねぇかって」
「なんか…ありがとうございます…」
鶴蝶「ちょっと落ち着いたらココにお礼言いに行けよ」
「はい……」
鶴蝶「じゃぁ俺は行くな…」
「ありがとうございました、!」
そう言って鶴蝶さんは出ていった。
……お腹が減った……
私は部屋を出た。
やばい……なんかクラクラしてきた……
私は廊下の手すりを持ってその場にしゃがみ込んだ
もうちょっとで…リビングなのに…
春千夜「お前…何してんだよ……」
春千夜さんの声……
春千夜「おい。大丈夫か。」
春千夜さんは私の背中を摩ってくれている。
「ご…はん……」
春千夜「あ“ー、しゃーねぇなぁ」
春千夜さんは私をお姫様抱っこしてくれた。
正直恥ずかしいけどありがたかった。
蘭「あれれ〜♡春千夜やってんねぇ♡」
リビングに着いたら灰谷兄弟がいた……
春千夜「ちげぇよ!!こいつ腹すいてるみてぇだからなんか作ってやれよ!」
蘭「えー♡俺作れねぇ♡」
竜胆「おかゆなら……」
おかゆ………
「モゾ…」
春千夜「ん?」
「おかゆ…食べたい……」
春千夜を見つめて訴えた。
春千夜「…////」
蘭「うーわ♡ヤク中が照れてやんの♡」
春千夜「照れてねぇ////!早く作ってやれやぁ!」
竜胆「そんなにうるさくすんなよ」
春千夜さんは私をソファーに寝かせてくれた。
優しい人たちだなぁ………