[R-18]セックスしないと出られない部屋【ヒロアカ】
第4章 通形ミリオの場合
先輩のソレは生温かく、トクトクと脈打っている。
そっと口元に持ってくると、オスの匂いを一段と強く感じた。
「それはっ」
人よりも少し長い舌で、絡めとる。
「ダメだよ、そんなっ」
「先輩は、私に無理に犯されただけです」
ザリザリと猫のような舌で擦ると、先輩の顔が歪んでいく。
小さく喘ぐ声が漏れると、私はホッとしながら口の中に含んだ。
ちゅぱりとロリポップを舐めるような音が鳴り、少し柔らかかったそれが硬度を増す。
先端からすこししょっぱい液体が出てきた事に気がつくと、先輩は私から無理矢理引き抜いた。
「っ」
何も言わずに、先輩は体勢を変える。
覆い被さってナカに入れようとする先輩の表情は酷く辛そうで、私は視線を逸らした。
「あっ、」
ぐぷりと中に質量が入ってくると、一度動きが止まった。
「っく」
そして、またゆっくりと進んでいく。
一番奥の、一番いいところに先端が押しつけられると、快感で目の前が真っ白になりそうになった。
「#NAME2#……さん」
「っせんぱっ、あっ!?」
痛みは無く、いきなりガツガツとイイトコろを突かれる。
先ほどまでの優しさとは一変、獣のように腰をついてくる先輩に恐怖を感じる。
「ごめん、ごめんね」
譫言の様に謝罪する先輩に対し、私の方こそと思う。
動きが止まった、と思うと、中でドクドクと脈打っているのを感じナカに出されたことを理解した。