第1章 二人の出会い〜浅岡さん?〜
美鈴と話してたら、いつの間にか課長が私達のとこに来て居た。
「これから、よろしくお願いします」
本当に浅岡さんに似てるから笑顔でそう言われて不覚にも一瞬ドキッとしてしまった。
一瞬よ、そう一瞬だけ。
そう自分に言い聞かせた。
美鈴に知られたら、大騒ぎになるから内緒。
本人じゃないのかと疑ってしまう位、本当にそっくり。
「あっ、こちらこそ、よろしくお願いします。 です。」
軽くお辞儀をしながら挨拶をする。
「 さん 、よろしくお願いします」
課長と挨拶をしたら間に割って入って来た美鈴。
「課長!!私、早川美鈴です。よろしくお願いします」
可愛くもあり色気もある美鈴に笑顔で挨拶をされたら体外の男は美鈴に落ちる。
でも、この課長は。。。
「早川さんですね、よろしくお願いします」
普通に返した。
まさか。。。
本当に既婚者?
初めての反応に美鈴は戸惑っていた。