第7章 元カノ登場
しばらく余韻に浸っていた。
「すみません。」
事務所のドアが開いて誰か入って来た。
「あっ、はい。」
私が対応した。
「私、〇〇商事の…五十嵐 美桜と申します。13時にお約束しております。」
と言いながら名刺を出して来たから受け取った。
「〇〇商事の五十嵐 美桜様ですね?お部屋へご案内致します。こちらへどうぞ」
いつも商談する時に使う個室に案内をした。
「こちらで、おかけになって少々お待ち下さい。」
自分のパソコンで担当者を調べたら課長と私になっていた。
何故か最近、私が、ずっと課長と同じ担当になってて同じ仕事をしている。
浅岡さんと毎日一緒に仕事してる気分になってしまう。