第7章 元カノ登場
もう、それ、本当にやめて欲しい。
「あ、あぁ、そ、そんな訳ないよ(汗)」
課長が、引きつった顔をしてるのに美鈴は全く気付いてない。
本当に課長の事、全く見ていない美鈴に少し苛ついた。
「じゃあ、課長?私の事、好きですか?恋愛対象として好きですか?」
課長の顔に近付けて目をパチパチさせて聞いてる。
「いや、それは〜〜あの〜」
美鈴は、あまりにも強引過ぎる。
「ちょっと美鈴!!課長の休憩時間なんだから邪魔したらダメだよ?ちゃんとご飯食べれないでしょ?コンビニに飲み物でも買いに行くよ!!」
そう言って美鈴を課長から引き離した。