第6章 出張2日目
出張2日目の朝になった。
いつもと違う部屋の風景に「あっ、大阪に出張に来てたんだった」って改めて思った。
昨日のお酒が残ってるのか身体が重い。
ゆっくりと身体を起こしベッドから降りた。
洗面所で歯磨きをし髪の毛を結びスーツに着替えた。
コンコン
丁度その時、ドアをノックする音が聞こえた。
「はい」
ガチャ
ドアを開けると課長が爽やかな笑顔で立っていた。
「おはよう」
「お、おはようございます」
相変わらず格好良い課長。
「朝ご飯を下のレストランで食べてから取引先に行くよ。準備出来た?」
眩しくてクラクラしそうになる課長の笑顔。
「はい、準備バッチリです」
2人で下のレストランで朝食を摂り会社に向かった。