第3章 彼と出張?
それから1ヶ月は何も変わらない日常を送っていた。
相変わらず美鈴は課長好き好きモード全開だけどね。
何をしに会社に来てるんだか分からなくなる美鈴の言動。
本当に困ったもんだ。
美鈴の事は親友だし親友の恋は応援してるけど。。。
あんなに押してばかりじゃ上手くいかないよ。
「君、浅田くん、ちょっと来てくれるかな?」
いきなり部長に呼ばれて2人で部長の部屋に行った。
何だろ?
私、何かした?
ドキドキしながら部長の部屋のドアをノックする。
コンコン
「はい、どうぞ」
中から部長の声が。
身構えて、ドアを開ける。
ガチャッ
「「失礼します」」
2人で部屋に入る。