第11章 イケメン過ぎでしょ?
涼介君のマンションのリビングは、めちゃくちゃ広くて30畳位ありそう。
一人暮らしには広いね。
広いリビングに置かれたソファに千夏と2人で腰掛ける。
涼介君がキッチンで3人分のコーヒーを入れて戻って来た。
「コーヒーどうぞ」
って言ってマグカップを渡してくれた。
「ありがとう」
「ありがとうございます。」
私は緊張しながらマグカップを受け取った。
前のソファに涼介君も腰掛けた。
「急に今から会いに行くって電話して来たから驚いた(笑)何かあった?」
涼介君はコーヒーを一口飲んで千夏に聞いた。
「いや、何かあったと言うか。。。この前の返事をしに来たの。」
千夏が、そう言うと涼介君の顔が引き締まった。
「そうなんだ。。。。で、返事って?」
少し緊張した表情になる涼介君。
断られると思ってるのかな?
何だか、そんな風に見えた。