• テキストサイズ

ドラマみたいな恋愛なんてあり得ないと思ってた

第10章 親友の恋愛


私が、そうアドバイスしたのが意外だったのか、涙を流しながらポカンとした顔をした千夏。


「えっ?良いのかな?」


不安気に聞いて来る。


「良いに決まってるよ。千夏は、涼介君のデビューの時に我慢して身を引いたでしょ?それで充分、涼介君に千夏の愛は伝わってる。今度は我慢しなくて良い。千夏は頑張った分だけ次は幸せになれば良い。私は、そう思うし、涼介君なら何があっても千夏を守ってくれるって私は信じてる。」


「、ありがとう(泣)」


本当に千夏は涼介君が好きなんだなぁって良く分かった。


今まで我慢してた分、千夏には幸せになって欲しい。


本当にそう思った。


「あっ、善は急げよ。今から涼介君に会って気持ち伝えて来な。」


私がそう言ったらビックリした顔をしてプリーズした。


「えっ?今から?いや〜〜まだ心の準備が〜」


なんてモジモジしてるから「早く電話掛けて家に行って来な。」ってテーブルに置いてあったスマホを渡した。


「えっえっ?」


「良いから早く掛ける」


「も一緒に来て。お願い」って手を合わせた。


「いやいや、ちょっと待ってよ。さすがに涼介君に合う勇気はないよ」


仮にも昔、ファンだったんだからね。


千夏には言ってないけど。。。


「じゃないと勇気出ない〜」


また泣きそうになる千夏を放って置けなくて、いつの間にか「分かった」って言ってた。


結局、千夏が電話したら家に居ると言う事で今から2人で涼介君ン家に突撃します。。。トホホホホ
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp