第10章 親友の恋愛
その日の仕事終わり、千夏との約束通り、ご飯を食べに来ていた。
「イタリアンで良かった?」
そう、ここは私が選んだ店。
だから千夏は大丈夫だったか気になって聞いてみた。
「うん、イタリアン大好きだから大丈夫。ありがとう。」
そっか、良かった。
「❢今日は本当にごめんね」
何だか恐縮してる感じの千夏。
「えっ?良いよぉ、そんなの。友達でしょ?」
私が、そう言うとやっとニッコリ笑ってくれた。
「そうそう、千夏は笑顔が一番似合うし笑顔が凄く可愛いよ」
「ありがとう」
少し元気になってくれたかな?
注文しお料理が運ばれて来て2人で「頂きまぁす」と言って頬張った。
「美味しい」
って言いながら千夏は、とびっきり可愛い笑顔を見せてくれた。
「可愛い過ぎて惚れてまうやろ(笑)」
2人で笑いあった。
「❢あのさ、相談したい事があるんだけど。。。良いかな?」
いよいよ本題だね。
「うん、もちろん。どうしたの?」
千夏は、食べてる手を止めて私の目をジッと見つめた。
「絶対、誰にも言わないで欲しいの。」
小声で、めちゃくちゃ真剣な顔でそんな事を言われ生唾を飲んだ。