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I'll always be with you【アイナナ千】

第19章 Re:member





お兄ちゃんが、千さんを押した。
天井から降ってくる黒い大きな無機物の塊。


会場の悲鳴や千さんの叫び声は全く耳に入ってこなくて。
ただその光景だけが鮮明に頭にこびりついた。


私は声をあげることもできず、動くこともできず、目の前で起きている現実が受け入れられず。
立ち尽くしていた。




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