第3章 日常、それぞれの想い(♡)
『あァッ♡も、やぁ…ッ♡あぁンッ♡
あつ、ひろ…さんッ♡やッ、ひゃぁんッ♡♡』
「可愛い、ちゃん…っ。
いっぱいイッてやらしいね。キモチイね。」
『ンッんっ♡はぁ…ッ♡あつひろさん…ッ♡
きもちぃ…ッ♡気持ちいのぉ…ッ♡♡』
「…ハァ…っ…ほんと、やらしいね…っ。
たまんない。」
『ひゃあぁッ♡♡あぁッ…あンッ♡♡
ン、また…イくッイくぅッ…あァァッ♡♡』
長いまつ毛に綺麗な涙を浮かばせながら俺の目を見て甘い声を上げて啼くちゃん。
そんなちゃんのエロい姿にゾク…と興奮すると、ラストスパートにかけてちゃんを果てへ追いやると、簡単にまたイッちまったちゃん。
もう何度イッたかわからないくらいイカされてぐったりしているちゃんのナカから指をゆっくりと引き抜くと、グッショリ…と透明の糸を引いて濡れている指をペロ、と舐める。
「…こんだけ慣らしとけば俺の入るだろ。」
そう言えば、着ていた黒のベストにオレンジ色のワイシャツ、黒のスラックスを素早く脱ぐと下着一枚の姿になる。
ふわふわ…ふわふわ…頭がぼーっとする中、普段は指先から足のつま先まで肌を見せずにきっちり服を着こなしている圧紘さんが、目の前で黒のベストを脱ぎ、オレンジ色のワイシャツのボタンに綺麗な長い指を掛けて器用に片手で外していく姿を食い入るように魅入る…。
普段なら絶対見る事のない圧紘さんの素肌。
オレンジ色のワイシャツの下に隠れていた圧紘さんの身体は、思いの外引き締まっていて…程よく割れている腹筋に、がっしりしているがキュッと引き締まっている細い腰。
そんな大人の色気が全面に出ている圧紘さんの身体にドキドキ胸を高鳴らせて頬を真っ赤に染めてしまう…。
「そんなに見られちゃうとおじさん照れちゃう…。
ってかなんでちゃんが真っ赤なの?」
いつの間にか下着だけの姿になっている圧紘さんがおかしそうに小さく笑っている。