第4章 初任務(♡)
「ちゃんのエプロン姿が可愛くって
その上こんな恥ずかしそうに俺の名前呼んで
我慢できねェ…っ。」
『ぁッ…待って、圧紘さん…っ。
もうみんな帰ってきますから…。』
後ろから抱きしめられながらスルスルと内腿を撫でながら耳元で甘い声で囁くように言う圧紘さん。
内腿のつけ根の際どいところを何度も優しく触れられると何だかえっちな気分になってきちゃう…。
ハンバーグを裏返すフライ返しを一旦フライパンに置くと、スカートの中で動く圧紘さんの手を止めるように重ねると力なく小さく呟き。
「…大丈夫。
すぐに気持ちよくさせてあげるから…っ。』
ハンバーグを焼いていたフライパンの火をカチ、と止め、エプロンの後ろのリボンをスル…と解きながら色っぽい声で囁く圧紘さん。
そんな圧紘さんの色っぽい声に仕草に…そして少しえっちな言葉にすぐに反応してしまって私のお腹の奥がキュン、と疼いてピク…ッと腰を小さく震わせる。
「…はは、もう反応しちゃってンの?可愛いね。
ほら…こっち向いて、ちゃん…。」
顎に圧紘さんの長い指が触れるとクィ…と後ろに振り向かせるように顔を動かされる。
するとすぐ側にある圧紘さんの茶色の瞳とぱちり、と目が合う。
今は仮面も目出し帽も外していて、素顔の圧紘さんの整ったお顔が間近にある…。
短い眉にスッ…と筋の通った高い鼻…切れ長の綺麗な二重まぶたに茶色の瞳、そして形の良い薄い唇にどこをとっても完璧なお顔にポー…と見惚れてしまう。
「…そんなに見惚れちゃって…ほんと可愛い。」
茶色の瞳を細めて微笑む圧紘さんの大きな手が私の頬を包み込むとそっと唇が合わさる。
初めはチュ、チュ…と啄むような可愛らしい口付けだったが、だんだんと食べるような濃厚な深いものへと変わっていく…。
『…ン…はぁ…ッ、んンぅ…っ。』
圧紘さんの柔らかな舌が私の口内を掻き回すようにクチュクチュと舌を絡め合わせながらいやらしく動きまわる。
気持ちのいい口付けにトロトロにとろけさせられると身体の力が抜けて、私のお腹の奥深くがキュン、キュン…と疼いてしまうとトロ…とえっちな蜜で下着を濡らしているのがわかって恥ずかしくなって内腿に力が入る。