第53章 釈放へ
頭花
「…勘当されちまって...
もう…帰る場所無いんだ...」
元気なく、
私の耳元で囁く頭花さん。
「へぇー( ・∇・)大変ですねー!
いろいろ大変だと思いますけど、
頑張ってくださいね。」
私は頭花さんを応援すると、
回れ右をしてバス停に向かいます。
(17:30かぁ...
大丈夫ね!19時までには戻れるから
ハンバーグ焼けるわ!)
〈まっ、待って!五条さん!!
(苗字呼び(´⊙ω⊙`)...)
「なんですか?
わたし、晩御飯つくりたいので
帰りたいんですけど...。」
"バタバタバタバタっ🏃"
"バサッ🙇"
頭花さんは私の前に来ると
土下座をされました。
"ヒソヒソヒソッ"
騒つく警察署内
「や、やめて下さい💦
こんなところでこんな...
頭を上げてください(;´д`)」
頭花
「どうか俺をお家に連れて行ってください!!
御頼み申し上げますぅーー!!」
(は、恥ずかしい💦)
「わ、分かりました💦
...................一緒に帰りましょう...」
頭花
「五条さんありがとうございます!!」
結局私は、
頭花さんを連れて家に帰ることになりました。