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五 条 の タ ネ .

第53章 釈放へ





それから30分ほど乗ったところで、

目的地の警察署に到着いたしました。






(頭花さんどこかしら?)






私は警察署の中に入ると、

直ぐに頭花さんを見つける為に

辺りを見渡します。







〈おっ!!こっち!こっち!!!









「!!」








(この声は...)









懐かしい声に振り向くと...









頭花
「ごめんな!

忙しい時間に迎え頼んじまって💦」







頭花さんは申し訳なさそうに

私に頭を下げられました。









「(´・ω・`)」








体格は変わってませんが、

髪が伸びたようで

頭の高い位置で一本に束ねておられます。







頭花
「それから...

星野の命令とは言え...

お前を殺そうとして悪かった...」







一目見れば分かるほど、

頭花さんは反省しておられます。








「もう許していますよ(*´ω`*)

さあ、ご実家に帰りましょう。」







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