第53章 釈放へ
"プルルルルッ...☎️"
「ん?」
その時です【家電】が鳴りました。
"テクテクテクッ🚶♀️"
(誰からかしら?)
"カチャ"
「もしもし五条です。」
☎️
「五条さんのお宅でお間違いないでしょうか?
わたくし〇〇署の〇〇と申しますが...
八重頭花様をご存知ですか?」
電話は警察の方からでした。
(頭花さん!!知ってます!!
1年ぶりくらい逢ってないけど...)
☎️
「はい、知ってますが...」
☎️警察
「実は本日の昼に刑務所から出所したのですが、
今...〇〇署に来てまして...
携帯が料金未払いで迎えを呼べないと言われましてね、
ずっと署に居られても困るんですよ...
お知り合いみたいなので迎えに来れます?」
☎️
「ご実家のご両親の方が...」
あんな事があったので、
逢うのが少し気まずいです。
☎️警察
「それがですね、貴女が良いと頑なでして...」
警察の方は困った声色で言います。
(もぅ...本当にもう!)
☎️
「分かりました...迎えに行きます」
警察の方が困っていたので、
とりあえず迎えにいくだけ行ってみる
事にしました。