第51章 お金
禪院進
「食事はいつも冷めきっていた...
全員が集まるまで口にできなかった
というのもあるけど...
食事はお屋敷の端にある厨房で作られていたから
冬場なんて...汁物が水のように冷たかった...」
「(´・ω・`)」
(水のようにって💦
辛かったでしょうに...)
禪院さんは守を見ながら、
お話を続けます。
禪院進
「僕も守くんのようにご飯を食べてみたかった...
全身で美味しい事を表現できる
...そんな食卓で育ちたかった...」
守
「おかぁ〜!ないなーい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾!」
レーズンパンを食べ終えてしまった守は、
パンのおかわりを欲しがります。
「パンが欲しいの?
守、おかわりって言うのよ(*´∀`*)」
守
「おかあ〜(。・ω・。)?」
「おかわり(´ω`)」
守
「おか...おかあり\( ˆoˆ )/おかあり!!!」
「そうそう!あと少しだけど上手!!
待っててね、パン持ってくるから٩(๑❛ᴗ❛๑)۶」
守
「おかあり...すき!!」
私はパンを取りに行く為にお部屋を後にします。