第50章 懇願
「守………」
私はどう守に声がけを
しなければいけないのか...
正直分からず固まります。
何故ならわざとやってしまったとは思えませんし...
何より力のコントロールなどのアドバイスをするのも
私にはまったく分からない世界なので無理です💦
守
「。゚(゚´口`゚)゚。ェーン!」
訳:悲しいよー
「(;´д`)アタフタ」
とりあえず私はやーるーの亡骸を
そばにあった小枝2本を割り箸のように使い
一箇所に拾い集める事にしました。
「やーるーごめんなさい💦」
箸先から伝わる柔らかな感覚に
今にも発狂したい気持ちですが
隣で泣いている守が見ているから
発狂できません。
守
「おかぁ…(´・ω・`)イタイ...イタイ?」
訳:即死だった?
「痛い痛いだって💦」
守
「かーいそー( ´△`)」
訳:可哀想に楽に逝けなかったんだ
私は手早くやーるーの亡骸を
拾い集め終わりました。