第46章 夜の玉木
様から引っ越しをしたいと聞いた日は
流石の私も胸を痛めた...と言うより、
怒りで我を忘れそうになりました。
(美貌を持っていながら...
まだお母様と呼べず...おかあ〜と呼ぶところ...
アンポンタンの商品ならすぐ大好物になるところ...
絵本を読んであげれば感情移入してくれるところ...
全てが完璧で可愛い子なのに...
守様が化け物など...そんなわけがない!!)
この怒りが爆発してしまわないか心配だか、
俺は天誅を下す為...
今夜は様の家を出て"奴"のところへ
向かいます。