第37章 泣かない
知るのが怖いけど、
星野さんもそういう所があったので
覚悟は出来ています。
玉木
「様と守様の交友関係の調査も、
護衛に関わる大切な事なんです。
ですが厳密に言えば、
私は公民館の監視作業がありましたので
"探偵"に調べさせました。」
「探偵...ですか?」
(星野さんは自身で調査しているって
言っていたけど、使用人さんによって
違うのね!)
玉木
「20代前半の方の月給くらいをお渡しすれば、
どんな事も調べて頂けるから助かります。
その間、私は守様と様の護衛を
しっかり取り組めますからね。」
「Σ(・□・;)」
私の感覚がおかしいのでしょうか...
そんな大金を払えるなんて
五条家の底知れぬ財力に私は慄くのでした。