第34章 再会
使用人
「お女中の何処に惹かれたんですか?
雇い主からはアゴで使われるし、
先輩はパワハラ気質ばっかじゃないですか。」
玉木
「それは私の事ですか?」
使用人
「ち、違いますよ💦
友人がお女中さんで...」
玉木
「基本的に呼び方が違うだけで、
使用人も女中も同じ職業です。
でも不思議と私達の世界では女中を下に見る
傾向があります。
さん何故だと思いますか?」
(深い話ね...)
「呼び方ですか...ね?
女中は女という文字が入っているから、
女性が得意とする事だけをするみたいな
イメージがあって...
下に見られやすいのではないでしょうか?」
使用人
「...確かに!それわかる気がします!!」
玉木
「なるほどですね。
とても分かりやすい解釈です。」
「でもどちらも、
縁の下の力持ち...
雇い主様の土台になって支える
立派なお仕事です(*´ω`*)
たとえ誰にも認められなくても、
それが最大の魅力だったりするんです。
...守が少し大きくなったらもう一度
お女中さんとして働くつもりです!」