第236章 サプライズ結婚式
刑務所から出ると
玉木
「こちらに来られていたのですね。」
黒塗りのベンツの後部から颯爽と降りてきて
ベビーカーを押していた私の進路に
立ちはだかる玉木さん
「たっ…玉木さん(;´д`)」
タイミングが良いというか…最悪というか…
五条家行きのお迎えがきたようです。
玉木
「叶さんはお元気でしたか?」
「えぇ...まぁ...(;´д`)」
玉木
「それは良かったですね。
まだこの季節ですから風邪が心配ですので」
「はっ...はぃ(;´д`)」
(連れ去る気満々だわ!この人💦)
私はベビーカーをバス停の方に向けます
(五条家へは自分のタイミングで行きたいの💧)
玉木
「おやさん。どちらへ?
ご移動でしたらこちらをお使いください
ベビーカーは玉木がトランクに収納いたします」
「Σ( ˙꒳˙ ;)ビクッ」
(逃がさないつもり!?)
玉木
「お前たち〜!
祐太様をチャイルドシートにご案内を!
様は後部座席へ!」
"バタンッバタンッ"
「え?💦」
玉木さんの掛け声てわ
運転席と助手席からスーツを着用した
使用人さんが勢いよくでてきて
「祐太様を預かります!」
「様、こちらへ!」
私と祐太はベンツに収納されました。