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五 条 の タ ネ .

第233章 悟の憂鬱





お母様と叶さんが部屋を出てから数分後、

向き合って座っていた香織さんが

話し出しました。







香織
「貴女…殺されるわよ」









「え?」








香織
「悟さんから聞いたのよ。

五条家から離縁された腹貸しに

高額賞金がかけられたって…

貴方は気付いていないだけで

同棲中のあの男は毎晩…

いえ四六時中貴女の警護をしているわ。

気づいている?

あの目の下のクマ……

気丈に振る舞っているようだけど

疲弊している。

悪いことは言わないから

貴女は五条家に来なさい。










「!!」








知らなかった…

叶さんにそんな負担をかけていたなんて。










「でも…

だって私は叶さんの……」








現実が受け入れられず

ただただ困惑していると…








香織
「これを見なさい。」









"パラッ"







香織さんは私の前に1枚の紙を出しました。








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