第232章 SMプレイを超えたプレイⅡ
TEL📞
【久しぶりだな!
オレだよオレ…オレ!オレ!オレ!!】
〈それー 最近流行ってる拙者拙者詐欺みたいだね〜
←守のツッコミが小さく聞こえてくる
(この声は頭花さんね)
📞
「久しぶりです頭花さん」
TEL📞
【おっ!オレオレで分かったか!!
やっぱ長い付き合いだと声だけでわかるんだな!
やっぱ俺の……おっといけねぇ!
口うるさい奴が眼鏡カチャカチャ動かして
オレを睨んでやがる!!
すまんっ!ゆっくりセクハラ電話したいが
無理そうだからよ!さっさ用件話すわ!」
「(;´д`)」
(セクハラ電話って守の前なのに💧
眼鏡カチャカチャ…口煩いって
玉木さんかな!?)
TEL📞
【守も言ってたけどよ、
奥様と香織さんが明後日から
1週間屋敷から離れるんだよ。
五条は仕事で不在だが
守とちづるがお前と逢いたがってるし
来ねぇーか?!な??祐太も連れてよ!!
もし京都まで祐太の世話が大変で
来るのがしんどいなら俺が迎えに行くからよ?】
「(´・ω・`)」
私は受話器を持ったまま困ってしまいます。
(守やちづるに逢いたいけれど
叶さんの事も心配……どうしよう……)
TEL📞
【ん???おーぃ!??】
〈頭花、やはり貴方では役不足です貸しなさい
〈あっ!ちょっ…まてよ!!
"ガチャガチャ…"
電話の向こうがまた交代したようです。