第232章 SMプレイを超えたプレイⅡ
【AM10:00】
「赤ちゃん用の防寒具!
頭には可愛いクマちゃんのニット帽子!
おててには手袋!
耳には可愛い耳当て!!装備は完璧ね!!
祐太!今日は雪遊びやるよぉー!」
祐太
「キャッ(๑>◡<๑)キャッ」
昨日はおててが冷たくなって泣いちゃったけど
今日は元気いっぱいです!
「綺麗ねぇ〜」
遊ぶと言っても、
歩きながら木々の葉についた雪に触れさせてみたり
一面の銀世界を眺めさせたり…
こんな感じですけどね。
〈あらぁ〜、おはようございます!
「Σ(-᷅_-᷄๑)!」
そんな雪遊びタイムに
いつもお馴染み
お向かいの奥さんに
話しかけられてしまいました。
呪呼
「今朝は寒いわよね〜
家の中も白い息が出ちゃって
もう家に居るの嫌になっちゃうわ。
禪院さんのとこも寒すぎて
外に出てきたんでしょ?
分かるわぁ〜、私もそうなのよっ!」
(あれ?今日はヤケに機嫌が良いわ。
なにか良い事があったみたい?)
「あははっ(^_^;)」
うちはポカポカさんですが、
絶対に言えません。
呪呼
「あっ、そうそう!
今日の朝刊でね〜
お見合い情報が出てたのよっ!
奥さん可愛いし、ガキはまだ小さいから
誰かがもらってくれるわよ!
お向かいとしてもね?やっぱり母子家庭で
いられるの不安なのよ〜
さっさと相手見つけなさいねっ!」
そう言うとお向かいさんは
ニコニコ笑顔で
極寒のお家に戻っていきました。
「(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!」
(私、いつから母子家庭になったの?💦
いったいなんの話し!?
ちゃんと聞きたかった!
なんで今日に限って直ぐに帰宅しちゃうのよ…)
お向かいさんの言動に引っかかりながらも
祐太と雪遊びをして、家に帰りました。