第229章 疑問
「この手で平気で人を殺せる人が
自分の血が流れる子孫には
人を殺させたくないんですか?
…全く優しいのか…自己中なのか…
よく分からない人ですね( ´ ▽ ` )」
禪院叶
「いゃ…///だってそれは……」
「子孫を含めて、
祐太だって…いつか人を殺めてしまうかもしれない…
でもね?それを予防する手はあるの(*´∀`*)」
禪院叶
「どんな?」
「それは祐太の前や、
これから私達の元に産まれてきた子供を
沢山愛してあげるの。
愛情はね?伝染するんだよ。
感染し易くてずっと心に留まる…
祖母から私…私から祐太………
愛情は世代を超えて伝染していく。
五条家にも優しい守とちづるがいる
きっと子孫へもそれは伝染していく……
五条家と禪院家の殺し合いなんて起きないわ
小競り合いはあるかもだけど( ´ ▽ ` )」
禪院叶
「………」
"スッ"
私の胸元に当てていた叶さんの手が動き
整った胸を触ります。
「………」
禪院叶
「はたまに……
いや…そんなのは今はいい……」
"バッ!"
「(´⊙ω⊙`)!」
私の身体は宙に浮かび
隣の部屋に移動されました。