第229章 疑問
禪院叶
「……はるか昔、
五条家の無下限持ちを禪院家の者が殺した
事が一度だけあった。
禪院家でも特異の能力を持った者だ。
現在の禪院家でその能力を持っているのは
俺の腹違いの弟…
ということはつまり何が言いたいか分かるか?」
「いぇ、全然(。・ω・。)」
禪院叶
「……あっ…そう……💧
……つまり俺が何が言いたいかと言うとだな…
五条家の無下限呪術使いは最強ではあるが
殺るには十分な能力が禪院家の血には流れている。
腹違いの弟は真っ当そうだから
そんな事はしないと思うが…
もし俺たちの間に子供が出来て
その子孫がいつか五条家に手を出したら……」
「(。・ω・。)」
叶さんは急にスンッとなって黙りになります。
「もぅ…」
そんなスンッな叶さんの元に行った私は、
叶さんの手を両手で掴み
自身の胸に当てます。
禪院叶
「!!」
叶さんは驚いたように目を見開き
顔を赤らめます。