第228章 検査という名の洗脳
"ヒタッ……ヒタッ………"
病室を出ると正面に真っ直ぐ続く
暗い廊下があるのですが、
向こうから鞭を持ったナース服を着た女性が
ゆっくりと私達に向かって歩いてきています。
「((( ; ´•ω•` ; )))」
"スッ…"
私は叶さんの背後に隠れます
「こ…怖いよ…カナくん💦」
禪院叶
「大丈夫だ
他の平和に寝ている患者を起こしたくない。
悲鳴をあげてくれるなよ」
叶さんはクールボイスでそう言うと、
"タッタッタッタ…"
「えっ!?」
祐太をおんぶしたまま、
女性に向かって凄い勢いで走っていきました。
女
「来い!」
女性もそんな叶さんを迎えうつ為、
かけていた眼鏡を投げ捨てると
裸眼で鞭を持ち構えました。
(祐太が居るのに
だっ…大丈夫かしら💦)