第224章 五条家
そう言いながらも
門の方へ私を連れて行くので
かなくんの所まで私の配達かな?っと
抵抗せずについていったのですが…
「………」
古びた小屋に連れてこられました。
そして中へ押し込まれると…
頭花
「元気にしてたか!?」
頭花さんが嬉しそうに話しかけてきてくれました。
「私は元気にしてたよ!
それより頭花さん
身体はもう良いの?💦」
かなくんに
ボコボコにされたから
きっと今でも酷い怪我をしているでしょう。
頭花
「あぁ。
この通りなんともねぇーから。
禪院の奴、
俺にかけられた呪い中心に打撃したみたいでよ?
病院行って診察したら全部擦り傷程度。
玉木の話しじゃ虫の息だった…
みたいなことも聞いたけど
あれ日々の疲れでイビキが……
まあそーいうことだから心配すんな!」
「本当に?ほんとに本当?
…それなら良かった…」
私はそっと胸を撫でおろしました。
頭花
「それよりお前さ………恋してんだろ?
あれだろ?叶だろ?
分かるぜ。アイツお前には優しいもんな。
あの強面フェイスで激甘なら五条なんて
どうだってよくなるだろ?」
頭花さんはそんな私の顔を覗き込むと
ニヤニヤしながら言ってきました。
「悟さんと叶さんを比べるなんて…
叶さんに失礼よ( ꐦ◜ω◝ )
寝言は寝てから言いやがれ…ね。」
頭花
「ファ!?おま…おくちどうした!!?」
「私…私は新しい恋に生きるのォオオオーー!」
頭花
「(´⊙ω⊙`)!」
「腹貸しの呪縛に囚われない
ただ普通の女性としてね。
止めないで頭花さん……
わたしはもう自由なんだから!!」
頭花
「なーにが新しい恋に生きるの…だよ。
お前まだ五条に惚れてんだろ?
だからわざわざ京都まで来たんだろ?」
「ィャ(´д`三´д`)ィャ」
頭花
「イヤイヤ?
イヤイヤイヤイヤ…惚れてんだろ?」